南伊勢町では合同会社シーベジタブルと連携し、海藻栽培による地方創生事業を展開します。陸上や沿岸海域での海藻量産技術を活用し、雇用創出や水産資源の回復、特産品開発を図ります。初年度は、企業版ふるさと納税などの財源を活用し、地域ごとの実証実験を通じて海藻の成長ポテンシャルなどを検証しながら、その生産性及び事業性の「見える化」を行います。2~3年目以降の本格的な生産フェーズでは、海藻栽培を起点とした地域振興や環境教育、観光との連携も視野に、自然と経済が調和する持続可能な地域社会の実現をめざします。