〈プロジェクト背景〉 フィギュアスケート人気が高まる中、国内のスケートリンクは減少傾向にあり、特に通年営業する施設は不足しています。スポーツ庁の調査によると、屋内型アイススケート場の数は1985年の268施設から2021年には99施設にまで減少しています。リンク不足が深刻化する中で、選手や子どもたちの練習環境の確保が難しくなっています。特にNTC(ナショナルトレーニングセンター)を拠点にする日本代表クラスの選手たちは、安定した練習環境の確保が求められています。さらに、昨今フィギュアスケート人気の高まりから都市部ではスケート実践希望者が多く、練習場所の確保の難しさに加え、用具の購入や移動の負担が選手やその家族にのしかかっています。これにより、才能ある若手選手たちが十分に活動できず、将来的な競技力向上だけでなく、選手生命の短縮にもつながっています。 〈事業内容〉 本プロジェクトは、国内随一のNTC競技別強化拠点施設である「関空アイスアリーナ」を活用し、フィギュアスケート競技の持続的な発展と環境整備を目指します。寄附金を活用し、施設の維持やリンク運営、競技大会の開催を支援することで、選手たちが安心かつ安定して活動できる環境を整えます。これにより、フィギュアスケートの普及を進め、地域のスポーツ文化のさらなる発展と次世代の選手を育成・強化、将来のオリンピックメダリスト育成に貢献します。 ※寄附者に対しては、施設内の名盤に企業名を記載いたします。