屋形古墳群周辺を整備して古墳見学とフルーツ狩りを満喫福岡県 | うきは市

福岡県 うきは市のプロジェクト概要

うきは市には、全国に73基ある国指定の装飾古墳のうち7基が集まっています。なかでも4基からなる屋形古墳群は、エジプト・クフ王のピラミッドで発見された「太陽の船」と同じ図柄が壁に描かれている珍敷塚(めずらしづか)古墳をはじめ、いずれも全国に誇れる歴史的価値のある史跡です。しかし、施設の老朽化や駐車場不足、見学制限により、市内でもその魅力はあまり知られていません。そこで施設を再整備し、フルーツ王国うきはの観光に適した環境を整えることで、埋もれた歴史資源の活用を図ります。 屋形古墳群は、果樹園が広がる丘陵地帯に点在しているのも特徴の一つです。古墳見学と市の名産であるフルーツの収穫体験を一緒に楽しめる観光プランなどを整えることで、丘陵地帯全体の魅力も高めていきます。

福岡県 うきは市への寄付で得られるベネフィット

10万円 感謝状の贈呈コース

寄付いただいた企業様には感謝状を贈呈させていただきます。

30万円 自治体の公共施設等での企業パンフレット設置コース

寄付いただいた企業様のパンフレットを自治体の公共施設や庁舎等に設置いたします。

50万円 うきは市公式ホームページ及び自治体内広報誌への記載コース

寄付いただいた企業様を市のホームページや自治体内広報紙で市民等へご紹介させていただきます。

100万円 市長との記者会見コース

寄付いただいた企業様と市長との記者会見を行い、報道機関へPRさせていただきます。

なぜ寄附を募るのか

うきは市は1年中フルーツが採れる「フルーツ王国」として人気が高く、北部九州屈指の観光スポットです。なかでも屋形古墳群は、歴史・観光資源として高いポテンシャルを持っているにも関わらず知名度が低く、その魅力を十分に発揮できないまま現在に至っています。例えば珍敷塚古墳は、古墳を保護する目的で1970年に建てられた覆屋の老朽化が著しく、駐車場もわずか3台分しかないことから、見学は月に1度に制限されています。このような受入れ体制の不備が認知度の低さの一因であることから、施設を再整備し、「果樹(フルーツ)地帯の中にある古墳」という個性的な魅力をPRすることで、観光と農業の振興に役立てます。

ポリシー

①施設の整備、②史跡周辺の農林業基盤整備、③農業と観光・イベント等の取組みと連携を三本柱に掲げ、本プロジェクトを進めています。 「施設の整備」では、屋形古墳群の魅力を発信する拠点としてガイダンス広場などを設け、全国に誇れる史跡見学施設として整備します。「史跡周辺の農林業基盤整備」としては、史跡周辺の農地や林地を再整備し、より多くの観光客を受け入れられる体制づくりを進めます。「農業と観光・イベント等の取組みと連携」では、観光イベントや商品サービスを開発・展開し、丘陵地帯の魅力を広く発信します。具体例としては、サイクリングツアー「自転車でゆく!! 古墳ツアー」などを実施し好評を博しました。また、古墳のすぐそばにある「法華原の身延桜」も、近年は人気の花見スポットとなっています。このように古墳群と周辺の観光資源を結び付けた魅力発信が、少しずつ実を結び始めています。

困りごと

「古墳や周辺の整備」と「フルーツ王国の振興」にご支援をお願いします。 「古墳や周辺の整備」を図り、後世まで日本やうきはにしかない文化財の保存と活用を進めます。 また、古墳のある山麓部を整備することで、果樹栽培による農業振興や山麓部の森林を保全し「フルーツ王国の振興」に取り組みます。例えばフルーツ狩りなどの観光施策を組み合わせることで、古墳本体に立ち入らずとも高い満足度を得られる方法を模索しています。本プロジェクトを通じて、古墳群の魅力発信とフルーツ王国の振興を平行して推進し、官民協働によるまちづくりを進めていきたいと考えています。これらの観点から、的確なアドバイスをくださる企業を募集しています。

メッセージ

近年、うきは市は移住者が増加しており、フルーツ狩りや道の駅うきはのPRなど、観光に力を入れた取組みを進めています。新たな「うきはブーム」を作るために、全国にも誇れる古墳群の魅力を再発掘する本プロジェクトを、ぜひ応援していただけたらと思います。農業分野に携わる企業や、貴重な史跡・文化財を大切に守り未来に伝えたいと考える企業の皆様にご協力いただけますと嬉しいです。ご寄附に加え、当市とのパートナーシップを構築いただける企業も募集しています。当市とともに、まちづくりに取り組んでみてはいかがでしょうか?

進捗報告

屋形古墳群について紹介するガイダンス広場の整備を行っています。ここでは往時を想起できる演出を施した保存庫や見学室などを設け、古墳の成り立ちや分布を解説し、地域の文化財に興味をもつきっかけとなるような場所を目指します。同時にトイレなどを設置することで、古墳群を見学する拠点として活用できるようにします。 現在、屋形古墳群は珍敷塚古墳のみ公開されています。原(はる)古墳と鳥船塚(とりふねづか)古墳は、覆屋が気密性を欠いており保存状態が悪く、古畑古墳はそもそも覆屋がないためです。今後は、珍敷塚古墳の覆屋整備に加え、これら3基の施設改修や散策路の整備なども行う予定です。

目標金額:10,000,000
募集終了日
2025/03/31
SDGs目標
sdg-2sdg-15sdg-17