埼玉県東部に位置する白岡市は、都心までJR宇都宮線利用で約40分というアクセスの良さから、ベッドタウンとして発展してきました。 また市内には、圏央道の白岡菖蒲ICや久喜白岡JCTがあり、東北自動車道の久喜ICにも近く、国道122号も市内を通るなど、自動車によるアクセスも良好です。 市内唯一の総合病院かつ第二次救急指定病院である医療法人社団哺育会白岡中央総合病院(以下「中央病院」) は、地域医療の中心的な役割を果たしていますが、開院から44年が経過し、建築設備の老朽化や、度重なる増築に伴う敷地の狭あい化が大きな課題とされてきました。 こうした中で、中央病院では市外への移転も視野に入れて候補地を検討していましたが、当市としましては、市外移転により地域医療の水準が著しく低下することに対する懸念から、市内での移転となるよう調整、交渉を進めてまいりました。 最終的に、中央病院の運営母体である上尾中央医科グループとの調整が整い、さる令和3年7月1日に当市と中央病院との間で市内新築移転に関する覚書、同年8月4日に具体的な候補地や当市の支援策について定める協定をそれぞれ締結したところです。 この協定に基づき、市では中央病院が今後も安定的かつ継続的に本市内で医療を提供し、地域に貢献いただけるよう、同病院を支援するために、本プロジェクトを立ち上げました。
医療法人社団哺育会白岡中央総合病院が、新築移転後も地域医療を支える中核となり、継続して本市で医療を提供できるよう、同病院を支援します。 皆様から御協力いただいた御寄附は、「医療法人社団哺育会白岡中央総合病院の機器等取得支援基金」に積立て、その体制づくりに要する機器等の取得支援に活用させていただきます。
1 医療及び救急医療を安定的かつ継続的に提供すること 2 安心・安全な市民生活に寄与する総合的な診察機能を有すること 3 医療連携に基づく地域貢献及び社会貢献を果たすこと 4 地域の二次救急医療としての機能を有すること 5 災害時における医療拠点として救護活動の中心的な役割を担うこと 6 感染症対策を充実させること 以上のことを目指し、市民が地域医療に安心感を持ち、白岡市で生活してよかった、これからも引き続き生活したいと思っていただけますよう、地域医療体制の充実を図ります。