泉佐野市は、eスポーツが内包する多様性や将来性に着目し、ダイバシティの推進や交流人口・関係人口の創出を目的に事業を開始しました。 (ダイバシティの推進) 性別や年齢、障がいの有無に関わらず誰もが楽しめるeスポーツを用いて、多様な人々が共に活躍する場を提供しています。異なるバックグラウンドを持つ人々が交流し、相互理解や共感が生まれ、コミュニティ全体のウェルビーイングが向上し、社会的なつながりやサポートが強化されます。eスポーツを通じて、これまで交流のなかった人々の交流を促進し、地域に多様性・柔軟性をもたらします。 (交流人口・関係人口の創出) 本市は関西空港を有する観光利便性の高い立地でありながら、空港利用者の多くは本市を通過し、大阪市や京都市などの他都市へ移動されています(本市が目的地化されていない)。競技人口が多く、他のスポーツのように明確な聖地もないeスポーツをMICEコンテンツの一つとして取り組むことで、市域への経済的・文化的な波及を追求し、交流人口、関係人口を創出します。 <具体的な事業内容> 本市が設置・運営するeスポーツ施設「eスタジアム泉佐野」を通じて、eスポーツへの理解の促進・認知度の向上を図るほか、人々の交流を促進するためのeスポーツイベントを実施します。今年度は、全国のトッププレイヤーが参加する定期的なオンライン大会と、子どもたちへ学ぶ体験を提供するリアルイベントの開催を予定しています。また、引き続きeスタジアム泉佐野の運営を通じて、eスポーツの発展と地域の活性化に取り組みます。