本市の玄関口である南海電鉄 羽衣駅及び JR 東羽衣駅の駅周辺エリアは、アクセスの利便性に優れる一方で、長年、平面鉄道により東西のまちが分断されていました。そのため、駅周辺の回遊性や一体性、また駅の西に位置する浜寺公園、東に位置する羽衣国際大学等、地域資源のつながりや連携などが課題となっておりました。 それを解消すべく、「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」が進められ、令和 6年に高架化工事が完了したところです。この機会を活かし、「羽衣駅周辺整備基本構想(令和5年)」と「羽衣駅周辺整備基本計画(令和6年)」を踏まえた駅前広場等の整備を行い、令和10年中の完成をめざしています。
コンセプト「羽衣らしさを大切にしたまちづくり」 羽衣地域が他にはない落ち着いた街並みや高級な空気感などの固有の価値を持っていることに着目し、「上質・本物(しつらい)」「優しさ・心地よさ(もてなし)」「協働と挑戦(ふるまい)」の3つの要素を総じて"羽衣らしさ”とし、それをコンセプトに整備を進めます。 目標1:上質な空間整備と空間価値の継続的な向上(空間づくり) ・駅前広場等の整備 ・空間価値を継続的に向上する仕組みづくり 目標2 :“羽衣らしい”シーンの創出(コトづくり) ・市民同士が交流する機会を増やす ・羽衣に訪れる人の滞留時間を延長し、市民との交流を促す機会を増やすコトづくりに取り組む 目標3:“羽衣らしさ”の構築と発信 (ヒトづくり) ・羽衣にしかない情報やコトを発信