本プロジェクトでは、能登半島地震の影響で被害を受け、休館を余儀なくされている「能登演劇堂」の復旧と、いち早く公演の再開を行うことで、地域に元気と賑わい取り戻し、震災からの早期復興を目指します。 該当施設 能登演劇堂
〇復興事業の実施 演劇を通して、芸術文化による心のケアを図り、被災者の心に寄り添う復興事業を行います。 〇公演事業の再開 地域内外からのお客様を集め、演劇を通じた交流と観光の促進を図ります。 〇施設の修繕 地震により損傷した施設の修復を行い、お客様や舞台演者などすべての方が安全に演劇を楽しめる環境を提供します。 〇能登の賑わい再生 演劇公演を契機とした観光客の誘致により、地域の温泉や飲食店、宿泊施設などの活性化を図ります。 〇地域経済の活性化 演劇公演の実施により、地元事業者のビジネスチャンスの創出や、雇用の創出により経済の循環を促進します。
・交流人口の増加による観光経済効果アップ ・文化的魅力発信による移住者の獲得や、定住促進、人口流出を防ぐ
「能登演劇堂」は俳優の仲代達矢氏が監修、名誉館長を務める演劇専用ホールとして1995年に誕生。「能登演劇堂」を“演劇のまちづくり”の拠点とし、これまで仲代氏の私塾「無名塾」公演を中心に、多彩な公演を上演し全国から数多くのお客様にご来場いただいてまいりました。 能登半島地震によって施設内外、「能登演劇堂」ホールは大規模な修理が必要となり、当面の休館を余儀なくされている状況です。今回のこのような震災状況下では、一刻も早い生活再建のためのインフラ整備や再建作業が最優先されます。 しかしながら、同時に、震災で傷つき、喪失感の日々に明け暮らす人々の心に寄り添えるのもまた文化や芸術です。震災後も演劇、芝居の持つ力を信じ、その芽を絶やさぬよう、現在は劇場が使用できない中、地元小学校へのアウトリーチ事業に劇団員講師の派遣などを行い、震災後の心のケアなどに努めています。 開館30周年の節目 また、来年2025年に「能登演劇堂」開館30周年を迎えるにあたり、これまで30年間支えてくださった多くの方に向けて、「能登演劇堂」が再び幕開けし、「演劇のまち」としてたくさんの人が行き交い、賑わい、活気を取り戻します。 ぜひ、ご支援お力添えをよろしくお願いいたします。