太平洋戦争末期に建設された「人吉海軍航空基地」。その跡地には現在「人吉海軍航空基地資料館」があり、戦争末期の情勢や地元の人々の生活を肌で感じることができるフィールドミュージアムとして重要な観光拠点になっています。本事業では、当時の「九三式中間練習機」の原寸大模型の製作・展示をはじめ、資料館周辺の戦争遺構見学ルートの整備や修学旅行生等に提供する平和教育プログラムの構築などの整備を一体的に進めます。
特記事項はありません。
2018年にオープンした「人吉海軍航空基地資料館」は、想定を上回る来場者数があり、修学旅行対応の要望を受けて2020年に増築が決定しました。2021年春のリニューアルオープンに向け、現在工事が進められています。オープンの目玉になるのが、今回製作を予定している二枚羽の飛行機「九三式中間練習機(通称:赤とんぼ)」であり、リアリティーを追求した実寸大の模型は大きな注目を集めることが予想されます。