坂東市は、水と緑に包まれた自然豊かなまちです。茨城県の南西部、利根川をはさんで千葉県と接し、都心からのアクセスも良好な地域で、大手企業の進出も相次いでおり、商工農のバランスがとれた職住近接の地です。利根川の恵みを受けた肥沃な大地で栽培されるねぎやレタスなどの生鮮野菜、日本で初めて海外輸出された「さしま茶」、コハクチョウの飛来地「菅生沼」などが有名です。そんな風光明媚な坂東市は、1000年以上もの昔、平将門公が拠点を築いたとされ、ゆかりの史跡、伝承、伝説が数多く残されています。 当市の人口は、1995(平成7)年の59,738人をピークに減少に転じ、2024(令和6)年では52,211人(住民基本台帳人口)となっています。国立社会保障・人口問題研究所の推計(2018(平成30)年3月公表)によれば、2045年は36,941人となる見込みであり、今後も人口減少や少子高齢化が進むことで、担い手不足による農業の衰退や農地等の荒廃、福祉関連費用の増加などが懸念されます。この問題を解決するためにも、市内企業の活性化や企業誘致による雇用拡大、市の将来を担う若者を中心とする人材確保、子育て環境整備による少子化の流れの克服、関係人口の創出による地方移住者確保などに取り組み、将来的な人口減少の克服を目指します。
当市では以下の6つの基本目標を通して、さまざま事業を推進しています。 1.稼ぐ地域をつくるとともに、安心して働けるようにする 2.本市とのつながりを築き、本市への新しいひとの流れをつくる 3.結婚・出産・子育ての希望をかなえる事業 4.ひとが集う、安心して暮らすことができる魅力的な地域をつくる事業 5.多様な人材の活躍を推進する事業 (ア)地域コミュニティの維持・強化 (イ)地域共生社会の実現 6.新しい時代の流れを力とする事業 (ア)SDGsを原動力とした地方創生の推進 (イ)スマートシティの実現
当市は、人口減少と地域経済の縮小を克服し、将来にわたっての成長力の確保と誰もが安心して暮らせる持続可能な都市を構築するため、6つの基本目標を掲げて実効性のある施策を積極的かつ集中的に推進しております。 いただいたご寄附は、企業様のご意向の沿った事業に活用させていただき、企業の皆様のお力をお借りしながら、地方創生事業に取り組んでまいりますので、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。