福井市は、九頭竜、足羽、日野の三大河川により形成された福井平野に発達してきました。中世には、現市街地の南東にある一乗谷に居を構えた朝倉氏が5代103年間にわたり、戦国大名として広大な地域を支配し、一乗谷は小京都と呼ばれるほどの栄華を極めたといわれています。明治22年に市制が施行され福井市となり、以来、福井県における政治、経済、文化の中心都市としての役割を担っていますが、近年は人口減少に歯止めをかけることができておらず、東京圏への若者の転出超過の抑制や少子化対策、魅力ある雇用の創出など、取り組まねばならない課題が山積しています。 そこで、「結婚・出産・子育てに希望がもてる全国トップクラスの環境」を目指し、高校3年生相当までの医療費自己負担分の完全無償化の実施や、子どもを望む方に対し、新たに保険適用回数終了後等の先進医療にかかる費用を助成することで経済的負担軽減を図る等、若い世代の結婚・妊娠・子育ての希望を叶えることに取り組みます。
