大淀町は、南に吉野川や吉野山群を望む自然豊かな町です。大規模なニュータウンが3つ点在し、その間を縫うように農村・丘陵地が広がっています。ニュータウンに合わせて駅もあり、大阪や奈良市内へは電車で1時間ほどでアクセスできます。利便性がありながら、自然にも近い便利な田舎暮らしができる町です。 全国的に出生数が低下している昨今、当町も例外ではありません。そこで、当町は子育て支援を最重要課題とし「いままでどおり」ではなく「いままで以上」の子育て支援施策を推進するため、「おおよどこども未来プロジェクト」を立ち上げ、様々な施策に取り組んでいます。 メインとなる事業が大淀町子育て支援拠点施設「未来樹(みらいじゅ)」の開設です。「保育所型認定こども園」を中心とし、心身の発達に配慮が必要な子どもを個別支援する「発達支援室」、回復期にある子どもに保育サービスを提供する「病後児保育室」、育児相談・情報提供を通じて、楽しい子育てができるようサポートする「地域子育て支援センター」の合計4つの施設を1つの建物に集約した施設で、2024年11月開設予定です。企業の皆様からのご支援・ご協力を、お願い申し上げます。
当町では、これまでも幼稚園・保育所における教育・保育の提供や子育て支援サービスに注力してきました。5年後、10年後を見据え、さらに充実した教育・保育、子育て支援に取り組むためには、保育所と幼稚園が一体となることで質の高い教育・保育を実現する必要があると考えています。 2024年11月に開業する大淀町子育て支援拠点施設「未来樹」は、認定こども園、発達支援室、地域子育て支援センター、そして病後児保育室の4施設が1つになっており、子どもたちの特性にあわせた子育て支援を提供することができます。 大淀町子育て支援拠点施設「未来樹」開設事業をより充実したものとするため、事業に対する財源の確保を必要としています。いただいたご寄付は、設備投資、資材や遊具、おもちゃの購入、オープニングセレモニー開催の経費に充てたいと思っています。
大淀町子育て支援拠点施設「未来樹」開設事業は以下3点をポイントに進めています。 1.子育て支援に関連する機能を1つの建物に集約 認定こども園だけでなく、病後児保育室、発達支援室、地域子育て支援センターの機能を集約します。経験豊富な職員が1つの場所に集まることで、きめ細かな子育て支援を提供できます。子育て支援に関連する機能を集約することで、施設間でのスムーズな連携、利便性の向上などが見込まれるとともに、人件費削減などの財政的効果もあります。 2.現場の保育士やスタッフの意見をヒヤリング・反映 事業を進めるにあたり、現場で働くスタッフや保育士の声に耳を傾け、必要に応じて、ヒヤリングを行っています。当施設のネーミングについても意見交換を経て、決定しました。 3.ロケ―ションは「中心市街地ゾーン」 当町の中心となるエリアに位置しています。コンパクトシティの考え方を取り⼊れ、当施設を中心に医療・福祉・健康に関する機能を集約することで、子どもから⾼齢者まで幅広い世代が集い、活⽤、交流できる場となることを目指しています。
本プロジェクトは大淀町子育て支援拠点施設「未来樹」を開設することが最終目的ではありません。当施設を拠点に町が一方的に事業を進めるのではなく、町全体が子育て支援に対し前向きに取り組むことができる仕掛けをし続けることが大切だと考えています。 また、当施設とその周辺一体を含め、子育て世代だけでなく地域の人とつながりをもてる場所、年齢・世代問わず、様々な背景をもった人が集い、賑わう場所でありたいと考えています。
当町では、「こどもたちの生きる力を育み、輝かしい未来をともにつくる」というスローガンを掲げ「おおよどこども未来プロジェクト」を立ち上げ、様々な施策に取り組んでいます。 2024年11月に開設予定の大淀町子育て支援拠点施設は、町の中心に根を張り、ひとりひとりに寄り添い、切れ目のない子育て支援を提供していく大きな樹をイメージし「未来樹」と名付けられました。 認定こども園は、園舎を平屋建てにし、同じ空間・目線で保育ができるようにしています。空調や厨房などすべてオール電化で環境にやさしく、フローリングなど内装に地元産を中心とした木材を積極的に用いることで、木のぬくもりが感じられる施設にしています。また、2024年1月、より多くの人々に「未来樹」の魅力を届けられるよう、公式インスタグラム(miraiju_oyodo)を開設しました。 企業の皆様のご支援をいただきながら、当町の子育て支援に関する施策を推進してまいりたいと考えております。ふるさとコネクトを通じて、全国の企業の皆様からのご支援、ご協力を、心よりお願い申し上げます。