三田市は兵庫県の南東部、六甲山地の北側に位置し、大阪市や神戸市まで約45分でアクセスできる交通の便のよい場所にあります。南西部は大阪市のベッドタウンとして計画的に開発されてきた一方、北部には美しい田園景観が広がり、「都市と農村」の両面の魅力があります。 本プロジェクトは、市民健康アプリサービス「さんだっぷ」を利用した健康増進プロジェクトです。1日あたりの歩数や健診結果の登録、スタンプラリーへの参加、対象イベントの参加などで、ポイントが付与されます。 貯めたポイントは、18歳以上の三田市民であれば、マイナンバーカードの公的個人認証を行うことで電子マネーなどに交換することができます。2023年12月13日に運用開始し、現在1,500人近くの市民がユーザーとなっています。 当市は「さんだっぷ」を通して市民ひとりひとりが楽しみながら健康づくりに取り組む機運を醸成するとともに、歩数などのデータを収集・利活用することにより市民の健康状況を把握し、次なる健康施策につなげることを目指しています。 こうした取り組みにご賛同いただける企業の皆様、温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
健康に関するデータについて、当市では国民健康保険加入者および後期高齢者についての健康診断や医療・介護レセプトの情報などは把握していますが、そのほかの客観的データについては把握が難しい状況です。 デジタル技術を活用する「さんだっぷ」を通して、健康に関するデータを収集・利活用することにより市民の健康状況を把握し、当市が今後展開する健康施策につなげたいと考えています。 また、ポイント付与などにより市民の主体的な健康づくりを促し、誰もが健康に暮らせるまちづくりを目指す仕かけづくりも行いたいと考えています。 一方で、限られた財源のなかで市民に提供できるサービスには限りがあります。ひとりでも多くの市民に参加・継続して利用いただくためにも企業の皆様の力強いご支援が欠かせません。 また、今後、継続して利用者数を増やすためには、「さんだっぷ」を効果的にPRしていく必要があります。 「さんだっぷ」はこれから本格運用に向かいます。この取り組みのさらなる充実に向けて、ふるさとコネクトを通じ、全国の企業の皆様のご協力とご寄付を得ることができれば幸いです。 ご支援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
「さんだっぷ」は2023年12月13日にスタートし、2025年度末まで継続する予定です。今後はアプリ機能の維持・拡充を行うことでひとりでも多くの方にご利用いただきたいと考えています。いただいた寄付金は、主に下記を推進する資金として活用させていただく予定です。 1.スタンプラリーコースの拡充 現在のスタンプラリーコースは合計4コースしかありません。コース数を増やすことでスタンプラリーに参加するきっかけとなり、より多くの市民が健康行動を起こしやすい環境を提供したいと考えています。 2.アンケート機能の充実 アンケート機能を充実させることで、健康状態の把握およびデータの利活用につなげたいと考えています。 本プロジェクトの最終的な目標は、「さんだっぷ」に参加いただくことで、「ウォーキングする回数が増えた」、「健康を意識するようになった」といったような市民ひとりひとりの行動変容を促すことです。この目標達成に向け、利用者の声を聞きながら本プロジェクトを推進して参ります。
「さんだっぷ」が先進的な取り組みとして挙げられる点は以下2点です。 1.マイナンバーカード×健康ポイントの先進的な取り組み 「さんだっぷ」は、国が掲げる「デジタル田園都市国家構想交付金(デジタル実装タイプ TYPE X)」において、「三田市マイナンバーカード利活用型スマートシティ推進事業」として採択された「市民健康アプリサービス導入事業」です。日々のウォーキングや健康診断の受診、市内ウォーキングコースでのスタンプラリーに参加することでポイントを取得できます。「さんだっぷ」がほかの自治体の健康増進事業と異なる点は、マイナンバーカードを認証することで電子マネーなどに交換できることです。マイナンバーカードの利活用につながる施策として、2023年12月15日に開催されたデジタル庁主催の「マイナンバーカードを活用したサービス/システム自治体向け説明会」にて、登壇しました。 2.ポイントの貯め方が豊富 歩数をはじめ健康診断結果の登録、市が実施する健康診断受診や対象イベントへの参加、アンケートへの回答等幅広い方法でポイントを貯めることができます。楽しみながら健康づくりに取り組むことができます。
当市では、2020年10月から「さんだ里山スマートシティ」と題してデジタル技術の活用とデータ利活用を進め「市民一人ひとりが幸せを実感しながら住み続けられるまち三田」を目指しています。本プロジェクトもその一環です。 「さんだっぷ」は2023年12月に運用開始しましたが利用者から「さんだっぷに参加することで夫婦で過ごす時間がとれた。また友だちと歩く機会も増え、コミュニティが広がった」という声がよせられています。 「さんだっぷ」は広く市民の皆様に利用していただいてこそ、意味がある取り組みです。企業の皆様に関心を寄せていただき、寄付を募ることでより多くの方に「さんだっぷ」を利用していただけることを期待しています。 当市では「さんだっぷ」のほかにも、様々な健康増進に関する取り組みを行っています。ご支援のほどよろしくお願いいたします。