加須市は埼玉県の北東部、利根川中流域にあり、歴史ある建物や祭事など古き良き歴史を残しつつ、都市機能が集積する市街地とその周辺に広がる水と緑の豊かな農村地域が調和する田園都市です。茨城県、栃木県、群馬県に接する関東のど真ん中という地理的環境にあり、都心まで電車で1時間弱とアクセスも良好です。 温暖な気候や豊かな自然に恵まれており、埼玉県内一の生産量を誇る米どころであると同時に、多様な農業を県内トップクラスで展開しています。また、「うどんのまち」「こいのぼりのまち」としても有名で、さらには「女子野球の聖地」「クライミングの聖地」としても知られています。 本プロジェクトでは、市内にある野球場を女子選手をはじめ、全ての利用者に配慮した設備にするなど、機能充実を図り、女子野球をはじめとするスポーツのもつ多様な力を最大限に生かし、元気で活力あるまちづくりを推進します。そして、小学生から社会人の大会まで幅広く開催し、交流人口の拡大を目指します。また、女子野球関連イベントの開催や市内の観光地、地元産品とのコラボなどにより、スポーツを通じた地域活性化につなげます。
当市は、様々な女子野球大会の開催や環境整備など、女子野球の普及・振興を進めてきました。 年々出場校数が増え、東京ドームで決勝戦を行っている全国高等学校女子硬式野球選抜大会は、2015年から現在まで当市がメインの開催地となっています。2020年には、初のプロ球団公認の女子野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」が当市で活動を開始し 、その運営母体である「一般社団法人埼玉レディースベースボール」と当市は連携協定を締結し、地域活性化に取り組んでいます。 これらの取り組みが評価され、当市は全日本女子野球連盟による「女子野球タウン」の第1号に認定されるなど、女子野球を基盤としたスポーツよる地域活性化への期待が高まっています。 今後も、スポーツを活用した地域活性化に取り組んでいきたいと考えており、スポーツをともに盛り上げていただける企業の皆様を募集しています。スポーツ推進に取り組む当市を、ぜひ応援していただければと思います。
本プロジェクトでは、まず、老朽化が進む「田ケ谷サン・スポーツランド野球場」を女子選手をはじめ、全ての利用者に配慮した設備に改修します。その次のステップとしては、今後のプロ化を見据え、有料試合に対応した球場へ機能を充実させていきます。 さらには、このような球場改修を契機に主に次の3つの事業の実現を目指します。 1 当市内には中学、高校、大学、社会人の女子野球チームがあることから、これまで小学生から社会人までの女子野球大会が数多く開催されてきましたが、さらに幅広く大会を開催することで「各世代が揃う女子野球タウンの実現」を目指します。 2 市内の観光地や地場産品と女子野球のコラボで、女子野球とほかの産業の融合により新たな付加価値を生み出し、市の魅力やブランド力を向上させることで、スポーツ関連だけでなく、地元産業の活性化も図ります。
現在、埼玉西武ライオンズ・レディースや地元の少年野球チームなどが、当市内に4つある野球場を譲り合いながら使用しています。 そのなかでも、女子野球界トップレベルのリーグ「ヴィーナスリーグ」は、「田ケ谷サン・スポーツランド野球場」をメインに試合をしています。ところがこの球場は昭和61年(1986)の竣工から38年が経過しており、管理棟の雨漏り、スコアボードや観客席の破損などの老朽化が進んでいます。 本プロジェクトでは今後「女子野球の聖地」の定着を図るためにも、女性が利用しやすく、女子野球大会の開催会場にふさわしい野球場への改修を行い、選手がより素晴らしい環境でプレーできる競技環境と観戦環境を整えます。
当市では、これまで「女子野球の聖地」として、春の全国高等学校女子硬式野球選抜大会や夏の全国女子硬式野球ユース大会など様々な大会を開催し、女子選手の利用に配慮した環境整備など、女子野球の普及・振興の取り組みを着実に進めてまいりました。 野球は日本で最も人気のあるスポーツといわれています。女子野球も男子に負けないくらい盛り上げ、スポーツのもつ多様な力を最大限に生かし、市全体を盛り上げていこうと取り組んでいますので、応援していただけると心強いです。 ぜひ、加須市へのご支援をよろしくお願いいたします。