愛知県東部に位置し、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた人口約37万人の中核市である愛知県豊橋市には、約2万人、80か国に及ぶ外国人が暮らしており、かねてより日本語教育などに力を入れ、多文化共生の土壌を育んでまいりました。これまで培ってきた経験を生かし、国籍に関わらず暮らしやすく、就労しやすい環境をいち早く整え、外国人材が集い、活躍する多文化共生都市をめざしてまいります。
本市にはブラジル・フィリピンを中心に約80か国・20,000人の外国人市民が暮らしており、日本人市民と外国人市民とのコミュニケーションや異なる国籍間による外国人市民同士のコミュニケーションを円滑にするために、共通言語としての日本語を学習する機会の充実や「やさしい日本語」の普及をより一層図る必要があると考えています。 また、就労場面において外国人就労者が能力と個性を発揮し活躍できるよう、外国人就労者への日本語学習支援を充実するとともに、外国人就労者にとって理解しやすい「やさしい日本語」の活用を日本人就労者へ促し、外国人材が集い、活躍する多文化共生都市をめざしてまいります。
1.日本語教育支援の充実 愛知県の「地域における初期日本語教育モデル事業」の実施地域であることを生かし、日本語が話せない方を対象に、生活に必要な日本語が学べる会話型教室を地域の実情に合わせた市での実装ができるようにセミナー等を実施します。 2.外国人市民対応の強化 (1)ベトナム語・インドネシア語翻訳者の配置 翻訳者を配置し、多言語での情報発信を強化します。 (2)多言語通訳タブレットの増設 窓口での多言語対応を強化するため、多言語通訳タブレットを2台増設します。 (3)職員向けやさしい日本語研修の充実 職員の外国人市民対応能力向上のため、市職員講師による研修に加え、当該分野で見識の深い外部講師を招き、研修を充実します。
さまざまなパートナーとともに活動していくことができれば、夢と希望に満ちあふれる未来が切り拓かれていくに違いありません。 私たちのまちは、先人たちの想いとたゆまぬ努力によって築き上げられてきました。このまちを次の世代につなぐため、本市のまちづくりの基本理念である『私たちがつくる 未来をつくる』を念頭に、新しい時代に対応した未来をパートナーシップで創造していきたいと考えております。 ご支援よろしくお願いいたします。