少子高齢化の影響で、15歳~64歳の生産年齢人口の減少が続いているなど、労働供給に制約がある中で、コロナ禍からの回復基調などに伴い、延岡市の有効求人倍率は上昇傾向にあり、企業の人手不足感は着実に高まっております。 特に、今後大幅な需要拡大が予想される看護、介護や保育といった社会保障分野において、人材不足問題が深刻化しつつあります。 このような課題に対応するため、延岡市では、新たに市内で医療・福祉分野への就職を希望する求職者への支援を行います。
保育士不足に対応するため、市内法人立保育所等が行う就職準備支援に上乗せして補助を行い、新卒保育士や潜在保育士の市内での就職を加速させます。 また、市外での就職説明会を開催し、延岡市へのUIJターンを促進します。 ・就職準備金の補助を行います。 ・市外での就職説明会を開催します
看護人材不足に対応するため、市内の医療機関等で就職する方への支援を行うことにより、安定的な看護人材の確保を図ります。 ・就職準備に係る費用に対する補助を行います。
高齢者が安心して介護サービスを受けられるように、介護分野の人材確保への支援をおこないます。 ・介護職員初任者研修を終了した後に、一定期間以上、市内介護サービス事業に就労した方に対して、受講費用等の一部を助成します。 ・介護に関する資格を有する者の市内介護サービス事業所への就労・定着を推進するため、生活支援金として一定期間の補助を行います。 ・介護支援専門員の新規資格取得及び更新に係る受講料や研修費用等の一部を助成します。 ・市内介護サービス事業所を運営する法人が、介護職員確保のための求人活動等を行う経費の一部を補助します。