官民連携では全国初!県内対象業種での正規雇用で奨学金返還を助成
事業分野:移住・定住
募集金額:18,699万円
SDGs
鳥取県で暮らし、働く人材を確保するため、「鳥取県未来人材育成奨学金支援助成金」制度を設け、正規雇用で県内に就職・定住を予定している学生または既卒者(35歳未満)180名に奨学金返還の支援を行い、IJUターン並びに産業人材の確保を目指します。
地方公共団体 | 鳥取県 |
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計画名 | 鳥取県令和新時代創生推進計画 |
事業分野 |
移住・定住 |
関心分野 |
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課題感 | |
事業費合計(千円) | 186,988千円 |
人口減少が進む本県では、2019年度の調査では県内で就職した学生は約3割に留まっており、若年層の転出増加による地域活力の低下が大きな懸念事項となっています。若者の地元定着を促し、人口減少に歯止めをかけ、将来のリーダーとなる産業人材を確保していくためには、「鳥取県未来人材育成奨学金支援助成金」を有効に活用し、県内外からの人材確保・育成に取り組む必要があります。
IJUターン並びに産業人材の確保・促進に向けて、正規雇用で県内に就職・定住を予定している学生または既卒者(35歳未満)180名に、奨学金返還のための助成金を支給します。助成金は1人最大216万円、対象業種は製造業、IT企業、薬剤師の職域、建設業、建設コンサルタント業、旅館ホテル業、民間の保育士・幼稚園教諭の職域、農林水産業とし、8年間継続して勤務する見込みであることを条件とします。
特記事項はありません。
近年、鳥取県では新規あるいは事業拡大で進出する企業が増え、就業の場が広がっています。また、多くの若者が寄附をいただいた地元の企業で活躍しています。若い皆さんに鳥取県で活躍してもらうために、産業界と協力した「全国初」の奨学金返還助成を行っていきますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
山陰地方東部に位置し、豊かな自然に恵まれた地域で、二十世紀梨をはじめとする農産物や新鮮な海の幸が特産です。自然との共生によって生まれた独自の氷温技術(摂氏0度でも凍らない温度域で貯蔵や加工する技術)が産業を支え、経済産業大臣や鳥取県が認定する伝統工芸士たちが、因州和紙や絣、陶磁器、木竹工などの伝統工芸に携わっています。県東部には日本最大級の規模を誇る鳥取砂丘が広がり、多くの観光客が訪れます。
課題感
1988年をピークに人口減少傾向が続いており、2019年には総人口が56万人を切りました。これは高齢者数の増加や出生数の減少による自然減、若者の転出超過による社会減が要因と考えられます。2040年には消滅可能性都市が13町発生するという衝撃的な推計が示されており、このままでは地域社会の担い手が減少し、地域の魅力や活力が損なわれ、生活サービスの維持が困難になる恐れがあります。
施政方針
鳥取県には、①都会にはない豊かな自然、②人と人との絆、③豊かな暮らしと幸せを感じる時間があります。これらを柱とした総合戦略のもと「消滅可能性都市ゼロ」を目標に、合計特殊出生率(女性の年齢別出生率の合計)の引き上げや転入転出者数の均衡を目指します。また、Society5.0(AIやIoTなど最新技術と融合した社会)の推進や関係人口の創出等、新たな時代の流れを捉えた取組みにより地方創生を加速させます。
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