既存交通と新サービスのベストミックスによる快適なまち「高蔵寺ニューモビリティタウン」
事業分野:MaaS、自動運転
募集金額:750万円
SDGs
日本三大ニュータウンのひとつである「高蔵寺ニュータウン」。日本で最初に整備され、住民の高齢化が進むこのまちにおいて、免許返納後の移動の不安を解消すべく、新しいモビリティサービスの導入を推進します。地域限定のラストマイル自動運転の検討や、AIオンデマンド乗合サービス(乗合タクシー)の導入などを行います。また、これらのサービスを統合し、MaaSアプリの本格運用を目指します。
地方公共団体 | 愛知県春日井市 |
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計画名 | 高蔵寺ニューモビリティタウン構想促進計画 |
事業分野 |
MaaS、自動運転 |
関心分野 |
CSR、実証実験の場 |
事業費合計(千円) | 107,500千円 |
入居開始から50年以上が経つ高蔵寺ニュータウン。近年では初期の入居者の高齢化が顕著で、今後もこの傾向は続くとみられます。ニュータウン内には坂道が多く、基幹交通である路線バスはピーク時の3/4程度にまで減少し、多くの住民は日常の移動を自家用車に依存しています。高齢者が免許返納後も安心して生きがいを持って暮らせるだけでなく、若い世代の転入促進にもつながる、新しい交通システムの導入が急務となっています。
高齢化が進む地区においては、買い物や通院などを自家用車に依存する傾向が強く、将来の生活に不安を抱えている方もいます。高齢者が気軽に外出でき、子育て世代も車に過度に頼らず暮らせる持続可能なまちづくりには、自家用車以外の移動手段の統合によるサービスレベルの向上が求められています。地域経済を循環させる新たなモビリティサービスの構築と、持続可能な事業スキームの構築を、企業の皆様とご一緒できればと思います。
高蔵寺ニュータウンにおける新しいモビリティサービスの構築は、当該地区だけでなく日本の多くの郊外型住宅団地が共通して抱える課題のひとつです。本プロジェクトメンバーには自治体や交通事業者、大学などが名を連ねており、産学官民が連携した取組みとして他の自治体からも注目を集めています。新しい暮らしを創造する本事業に、ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
2016年度以降、名古屋大学をはじめ、交通事業者や通信事業者等と協働し、自動運転やAI等先進技術を活用したモビリティに関する取組みを進めてきました。2019年度は、これまでのプロジェクトをまとめた快適なまちづくりを推進するため、「高蔵寺スマートシティ実行計画」を策定いたしました。2020年度以降についても、各種実証実験を通してモビリティサービス及びMaaSシステムの社会実装を目指します。
中部圏最大の都市である名古屋市に隣接し、名古屋圏を代表する30万人を超える住宅都市として発展してきました。鉄道・道路・空港などの利便性の高い交通網と快適な都市基盤を備える一方、豊かな自然にも恵まれたまちです。多くの人が暮らしやすさを実感できる都市としての利便性や良好な住環境、豊かな自然が魅力です。
日本三大ニュータウンのひとつである「高蔵寺ニュータウン」をはじめとした住宅開発や土地区画整理など、計画的なまちづくりを推進してきた結果、1970年代以降急激に人口が増加しました。しかし近年、インフラ資産や住宅等の老朽化とともに、そこに住む人々の高齢化の進展や生産年齢人口の減少、子育て世帯の転出超過が課題となっています。
本市では、総合計画に掲げる施策を着実に進め、「暮らしやすさ」と「幸せ」を実感できるまちづくりを目指しています。特に子育て分野においては「子はかすがい、子育ては春日井」宣言に基づく子育て支援や環境の充実を図り、「暮らしやすさ」の向上につながる取組を推進しています。
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